創業当時から行っている整備技術を始め、特装車両、モータースポーツで培った技術など、市販車のクルマ作りとは異なる幅広い技術を用いて、トヨタの次世代技術の開発及び試作、またモーターショーに出展するコンセプトカー製作を行っています。
当社は、第1回東京モーターショー以来、国内海外問わずトヨタとのパートナーシップを活かして、コンセプト作りから様々なプロジェクトに参画しています。
コンセプトカーの開発、製作では次世代自動車をつくる「先行開発」分野において当社の技術力を活かして、多くの実績を残してきました。
例として、トヨタが開発した次世代モビリティーシリーズでは、「PM」(2003)「i-unit」(2005)「i-REAL」(2008〜2010)に一貫して携わり、「i-REAL」においては当社の得意技術である「CFRP 成形技術」「積層設計技術」を駆使し、特徴的なフレーム/シートと駆動の要でもあるリヤアームの供給や、一見不透明に見える透過式バックパネルを始めとした外装パネルを手がけました。2009年から凡そ1年間セントレア空港にて実施された「実証実験モデル」においては、一部の仕様に可動式のバイザーとそれを支える支柱も当社の高度なCFRP成形技術により実現しています。

2011年オートサロンにて発表されたFT-86Gスポーツコンセプトでは、当社のCFRP技術とスポーツ車両製作のノウハウを生かしてデザインから参画し、来場者の人気投票で「コンセプトカー部門1位」を獲得しました。

更に、トヨタ自動車のワーク外活動にも協力しており、往年の名車「SERA」をベースに、2012年にトヨタ技術会※が製作したEV「TES-ERA」では、骨格部分の製作を中心にお手伝いいたしました。
この車両は、トヨタ技術会主催のイベント以外にも「袖ヶ浦EVレース」「2012 オートサロン」に出品され、その先進的なデザインで「20年前の車が20年後のわくわくどきどき」を提供し、大変な人気となりました。
※トヨタ自動車に勤務する社員が任意で加入する団体。会員の技術・技能の向上及び親睦を図り、さまざまな事業の技術分野の発展に寄与することを目的とし、1947年に創立。

また、次世代の車社会を見越した活動も、全社を挙げて支えています。世界で始めて高速定期路線の運行を実現した燃料電池バスでは、ボデー製作を担当し特装設計を生かすなど、コンセプトカーだけにとどまらない幅広い製作活動を展開しています。
