モータースポーツ

SUPER GT

数々の栄光とともに、トップカテゴリーで戦い続けるTRD

様々なモータースポーツカテゴリーにおいて、TRDはワークス活動としてトヨタ車の活躍を支えてきました。かつて1980年代にはグループAやグループCの開発をシャシーおよびエンジンの両面から支え、国内はもとより、ルマン24時間レースなどの国際レースでの活躍もバックアップしました。また、1990年代にはJTCC(全日本ツーリングカー選手権)や、JGTC(全日本GT選手権)、そして2005年から国際シリーズとして生まれ変わったSUPER GTのレーシングカー開発を行い、トヨタのモータースポーツ活動を支えてきました。

LEXUS RC Fの2013年テスト車両
LEXUS RC Fの2013年テスト車両

世界で最速と言われるツーリングカーレースのSUPER GTでは、TRDで開発されたSC430が活躍し、2014年からは、LEXUS RC Fをベースとした新型レース車両になりました。

オールシーズンの開発体制

他メーカーの多くがシャシー、エンジンの開発を別々の会社で行っているのに対し、その両方をTRDが開発し、シーズン中も常に熟成を図っています。こうしてTRDが開発・製作した車両をレースに参戦する各レーシングチームにデリバリーし、各チームは実戦的な仕事を施してレースに参戦しています。TRDでは、シーズン中、シーズンオフを問わず、精力的に車両開発を実施。各チームからの要望を取り入れた改良を重ね、空力やエンジン特性の見直し、耐久テストなど数多くの試験を消化して開発を続けています。

SUPER GTのサポート体制

エンジンは全車がTRD開発エンジンを搭載。GTレースに適したチューニングはもちろん、組付やレース時の技術サポートまで全てをTRDが行っています。車両は各チーム主体でセットアップを進めながら、TRDと連携してレースに臨みます。また、全レクサスチームを統括する役目も担っています。TRDはチームとして参戦ではなく、開発および技術支援の部隊として全レクサスチームをバックアップし、シーズンを通してレクサスGT車両の性能向上に情熱を注いでいます。

LEXUS RC Fの2013年テスト車両&TRD開発陣

LEXUS RC Fの2013年テスト車両&TRD開発陣

GT用エンジンの試験風景

GT用エンジンの試験風景

GT500タイトル獲得

GT500において1997、2001、2002、2005、2006、2009そして2013年と7度チャンピオンを獲得いたしました。(2002年までは、全日本GT選手権)

1997 JGTC カストロール トムス スープラ36号車 ペドロ・デ・ラ・ロサ選手/ミハエル・クルム選手

1997 JGTC
カストロール トムス スープラ36号車
ペドロ・デ・ラ・ロサ選手/ミハエル・クルム選手

2001 JGTC auセルモスープラ 38号車 立川祐路選手/竹内浩典選手

2001 JGTC
auセルモスープラ 38号車
立川祐路選手/竹内浩典選手

2002 JGTC エッソウルトラフロースープラ6号車 脇阪寿一選手/飯田章選手

2002 JGTC
エッソウルトラフロースープラ6号車
脇阪寿一選手/飯田章選手

2005 SUPER GT ZENTセルモスープラ 38号車 立川祐路選手/高木虎之介選手

2005 SUPER GT
ZENTセルモスープラ 38号車
立川祐路選手/高木虎之介選手

2006 SUPER GT OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車 脇阪寿一選手/アンドレ ロッテラー選手

2006 SUPER GT
OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車
脇阪寿一選手/アンドレ ロッテラー選手

2009 SUPER GT PETRONAS TOM'S SC430 36号車 脇阪寿一選手/アンドレ ロッテラー選手

2009 SUPER GT
PETRONAS TOM'S SC430 36号車
脇阪寿一選手/アンドレ ロッテラー選手

2013 SUPER GT ZENT CERUMO SC430 38号車 立川祐路選手/平手晃平選手

2013 SUPER GT
ZENT CERUMO SC430 38号車
立川祐路選手/平手晃平選手

グラスルーツ

幅広くモータースポーツ参加者を支え続けるTRD

TRDはトヨタ車ユーザーを対象に、モータースポーツのあらゆるカテゴリーへの参加を目的としたスポーツパーツ開発と供給を行っています。趣味的な入門カテゴリーとしての「TOYOTA GAZOO Racing86/BRZ Race」「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race」、ラリー形式の「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge」など、企画から車両やパーツの開発および供給、レギュレーション作成や広報活動にいたるまで、あらゆる面でバックアップを行い、ビギナーから上級者まで参加型モータースポーツの普及と発展に努めています。また、2006年よりトヨタ自動車が始めた“GAZOO Racing”の「いいクルマづくり」「クルマを楽しんでいただく、好きになっていただく」への取組みにも積極的に参画しています。

TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge

国内初のワンメイクラリーとして2002年にスタートしたTRDヴィッツチャレンジは、国内でも最大級の盛り上がりを見せるラリーイベントのひとつに成長しました。2012年からは、より多くの方が参加出来ることを目的に「TRDラリーチャレンジ」に名称を変更し、さらに2016年からは「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge」として開催しています。初心者にもわかりやすいWRCスタイルの競技方式を採用し、休日を思う存分に楽しめる1dayイベントとし、参加費用を抑えて腕を競えるラリーイベントとなっています。開催以来ご好評をいただいてきたコンセプトを基本に、参加クラスを複数設け、トヨタ車以外でも手軽に楽しめるラリー形式のモータースポーツをサポートしていきます。

ワンメイクレース

「いつかはレースに参加したい」というクルマ好きの夢を叶える「JAF公認ナンバー付ワンメイクレース」の車両開発および生産に加えて競技運営と技術サポートも実施しています。

2013年から開催された「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」。後輪駆動のスポーツ車両をベースとしたナンバー付JAF公認ワンメイクレースとして注目を浴びています。2015年からはクラブマンシリーズとプロフェッショナルシリーズにクラス分けをし開催。現在ではエントリーが100台を超える大会もあり、毎戦白熱のバトルを繰り広げています。

プロフェッショナルシリーズ

クラブマンシリーズ

一方、2000年からスタートした「TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race」はナンバー付ワンメイクレースの先駆者として、長きに渡って発展しています。参加型モータースポーツの草分的存在として全国5地区でシリーズ戦を開催し、皆様に愛されています。

「GAZOO Racing ワクドキ ドライビング!」

「GAZOO Racing」の「持つ/走る/仲間と出掛ける/語り合う」の4つの楽しさの中で、特に「クルマで走る楽しさ」づくりの企画、運営、車両供給、技術サポートに携わっています。サーキット走行を体験し、もっとクルマのことを知っていただく“ワクドキ ドライビング!”の車両メンテナンスと管理を実施しています。

「GAZOO Racing いいクルマづくり」

ニュルブルクリンクをはじめとするサーキットや各地域のラリーコースでクルマを鍛え、クルマ好きのお客様へいいクルマをお届けする活動に参画しています。

GAZOO Racingが挑戦、参加するモータースポーツ「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」、「スーパー耐久シリーズ」、「TRDラリーチャレンジ」などへ参戦サポートを実施しています。

T.D.P.

SUPER GTやスーパーフォーミュラなどに参戦する中嶋一貴、平手晃平、石浦宏明、大嶋和也、国本雄資など、国内を代表するトップドライバーが顔を揃えているT.D.P. (トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)。日本および世界のトップカテゴリーで活躍できるレーシングドライバーを育てるためのプログラムとして、発掘・育成・ステップアップという育成プロジェクトにもTRDは参画しています。

海外活動

Vios ワンメイクレース (タイ・フィリピン)

2013年よりアジア各国で発売された新型Vios(ヴィオス)を使用したレース車を開発し、各国でのグラスルーツレース振興と販売促進に寄与しています。また、タイやフィリピンでのワンメイクレース開催、部品供給、技術支援及び開催運営サポートも実施しています。

Vios レース仕様車
Vios レース仕様車
フィリピン ワンメイクレース
フィリピン ワンメイクレース
タイ ワンメイクレース
タイ ワンメイクレース

Etios ワンメイクレース(インド)

2012年より始まったインド国内でトヨタ車を使ったはじめてのワンメイクレースです。競技の企画、車両の開発、ドライビングスクールの開催、実戦での技術支援などを実施しました。

Etios レース仕様車

Etios レース仕様車

Vitz アジアラリー選手権(アジアパシフィック)

FIA管轄のAPRC(Asia Pacific Rally Championship)アジア・オセアニア地域ラリー選手権へ参戦。トヨタ自動車と連携してFIAホモロゲーションを取得したVitzで、クスコワールドラリーチームとのコラボレーションにて「マニュファクチャラー選手権」「アジアCUP」などの4部門でタイトルを獲得しました。

CUSCO TRD DL Vitz

CUSCO TRD DL Vitz

マイケル・ヤング選手

マイケル・ヤング選手

86 MMER耐久レース(マレーシア)

MMERという12時間耐久レースへTRD製作のレース仕様86で参戦。N1規定に準じた車両開発を進め、現地のウィンヒンモータースポーツチームとのコラボレーションにて2012年はクラス3位入賞、2013年は2台体制でクラス4位、5位に入賞しました。またTRD推薦の日本人ドライバーも参画しています。

TEAM Wing Hin Motorsports With TRD

TEAM Wing Hin Motorsports With TRD